5Gスマホはスマホ出荷台数の95％を占めている？
“5G対応の携帯電話が続々と登場しており、総務省は2023年度末までに5G利用者の人口カバー率を95％を目標としています。では実際には現時点でどれくらいのカバー率になっているのでしょうか？今回は5Gスマホの占める割合についてまとめてみましょう。
【すでにスマホの総出荷台数のうち5Gスマホが95％を占めている！】
実は2022年度の国内形態電話端末の出荷台数を調査すると、5Gスマホが大きな割合を占めていることが分かります。ＩＣＴ市場調査を行っているMM総研が行った「2022年暦年の国内携帯電話端末の出荷台数調査」では、2022年度の携帯電話の総出荷数台数は3372.7万台で、そのうちスマホの総出荷台数は3167万台でした。出荷されたスマホの中で、5G対応のスマホは3007.6万台の出荷がされており、スマホ全体の95％を占めていることが分かりました。2021年度では5Ｇ対応のスマホの占める割合は53.4％だったので、いかに5G通信が普及したかがよく分かります。
【世の中は5Gに向けて変化している！その理由とは？】
これほどまでに急速に5Gが拡大した理由としては、総務省が拡大を推進したことも関係しています。総務省が拡大推進したことによって、5Gの基地局の整備が積極的に行われるようになったのです。また4G電波を5Gに転用するなど、5Gがつながるエリアが都心を中心に急ピッチで増えているのも要因となっているでしょう。
【スマホの出荷台数のシェア率は？】
メーカー別のスマホの総出荷台数のシェア率も調査されており、2022年のトップシェアは11年連続でＡｐｐｌｅ社でした。Ａｐｐｌｅ社の出荷台数は1544.6万台で、スマホの総出荷台数のシェア率の45.8％になります。販売価格の値上げ、在庫不足などで出荷台数は2021年度に比べると減少したものの、シェア率はいまだに高い推移となっています。
Ａｐｐｌｅ社の次にシェア率が高いのは「シャープ」です。Ａｎｄｒｏｉｄ端末のシャープのスマホシリーズ「ＡＱＵＯＳ」は高性能・高品質として多数のユーザーに支持されています。また3位の「FCNT」は人気の「arrows」シリーズの売上が好調です。”Samsungギャラクシーシムフリー