SIMカードの豆知識と賢い使い方を解説
“スマホに欠かせないSIMカードは使い方次第で通信費を安くすることができるでしょう。ここではSIMカードの豆知識と賢い使い方をまとめてみましょう。
【気になるSIMカードの疑問を解説！】
SIMカードはスマホを使う上でなくてはならないものですが、意外とその機能をきちんと把握している人は少ないです。ここではSIMカードの疑問をまとめてみましょう。
＜SIMカードの寿命はどれくらい？＞
SIMカードもスマホと同じように寿命があり、およそ3～5年になります。スマホ本体に守られているため傷つきにくく、バッテリーよりも長持ちするのです。
＜SIMカードには何が保存されている？＞
SIMカードは契約情報が記録されているだけなので、スマホに保存している画像やアプリなどの情報は入っていません。つまりSIMカードを移行させてもスマホ本体の中に保存しているデータやアプリが移動するわけではないので、その点は勘違いしないようにしましょう。
＜SIMカードを抜いたらデータは消えてしまうの？＞
先ほどお話した通り、SIMカードは契約情報が記録されているだけなので、SIMカードを抜き差ししてもスマホ内からデータが消えることはありません。写真・アプリ・電話帳などのデータは全てスマホ本体に保存されています。
＜SIMカードなしでスマホは使える？＞
SIMカードが差し込まれていない状態で使用できるスマホ機能は以下の通りです。
・スマホに最初から搭載されている機能
・Wi-Fi経由でのWebサイトやSNSの閲覧
・アプリを使用した電話の発着信
・音楽の再生
Wi-Fi環境下であれば特に問題なくスマホを使用できるでしょう。
＜SIMカードなしで電話できる？＞
SIMカードなしのスマホでは一般的な電話網を利用した通話は不可能です。そのためSIMなしスマホで電話をしたいのであれば、LINEなどの通話アプリやインターネットを利用して、IP電話としての通話を行いましょう。IP電話であればアプリケーション同士の通話は無料です。
【格安SIMカードの賢い使い方とは？】
大手キャリアと比べてリーズナブルな格安SIMは、大手キャリアにはない独自サービスを提供しており、上手く活用すれば賢い使い方ができます。格安SIMの特徴を活かして賢く使うことで、毎月のスマホ料金を抑えることができるでしょう。ここでは格安SIMを賢く使う方法をまとめてみます。
＜半額通話のアプリを活用して通話料を減らそう＞
格安SIMでは、「通話料を半額にするアプリ」が提供されているケースがほとんどです。これは料金が割安な通話回線を中継することで、通話料金を安くする仕組みとなっており、通常の電話料金が30秒20円のところを、半額の30秒10円にすることができるのです。
このサービスを利用すれば通話料金が半額になり、全体の通信量削減にも効果的。電話の発信数が多い人であれば、かなりの削減額となるでしょう。
＜低速モードを活用＆データ容量の消費を減らそう＞
格安SIMの中には高速通信の他に、通信速度を低速に抑える代わりにデータ容量を消費しない「低速モード」を提供しているところがあります。つまり低速モードを使えば、データ容量は使用されないので、無料で通信できるというわけです。
例えば格安SIMの中で楽天モバイル、UQモバイル、mineo、IIJimoなど人気のMVNOでも低速モードを提供しています。ユーザーの好きな時には通信速度を低速に切り替えることで、データ容量を消費しないデータ通信が可能です。低速モードの通信速度は200～300kbps程度であり、待ち受けやメール送受信、SNSトークなど高速通信を必要としないコンテンツであれば問題なく閲覧できるでしょう。
データ容量を消費しなければデータ不足にもならず、データの追加購入も必要ありません。支払い料金もなくなるので、スマホ料金を節約したい人はぜひ低速モードを活用しましょう。”Samsung Galaxy 最新スマートフォン