What's the NEXT？

犯罪や災害の時を考えて、子供が今どこにいるのかわかる方が安心。

そう考えている親は少なくありません。

最近はニュースなどでも子供が巻き込まれてしまう事件が相次いでいます。
逆に犯罪に手を染める子供も目につくようになりました。

子供の世界は大人が入ってはいけないもの、では済まなくなってきているのが実情です。

そんな親たちが利用しているのが携帯電話のGPS機能を使った居場所追跡サービスです。

最近は塾などに行っていると帰りが９時以降の真っ暗な時間帯になることもありますし、電車やバスを使って通学する小学生もいます。

そうなるとやはり犯罪に巻き込まれる可能性が高くなりますし、子供だって心細くなることもあるでしょう。

そういった時にGPSがあるというだけで安心感がありますよね。

GPSでの居場所追跡機能は１０年ほど前から登場したサービスで、利用料は月に２００〜３００円ぐらいです。具体的な利用者数はどの会社も公表していないですが、auはサービス加入は順調に増えているとしています。

ある調査では小学生を持つ母親にGPS機能の携帯をもたせている、またはもたせる予定があるという人が９割にもなっているとのこと。

実際この機能があったおかげで、子供が救われた実例もあるだけに注目はかなり集まっているそうです。

ただ、子供の側としてはだんだんと大きくなるにつれて、いつでも居場所がわかるというのを嫌がるという場合もあると思います。

中学生や高校生になったら、きちんと子供と話し合う機会を設けて、どのように利用していくかをきちんと相談したほうが良さそうです。