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2014年にグーグルが発表した『Project Tango』という言葉を聞いたことはあるでしょうか？これはモバイルデバイスに空間や運動把握能力を持たせようという取り組みのこと。いわゆる3D認識/AR（拡張現実）技術と呼ばれるものですね。モバイルデバイスの画面上にAR環境として周囲をリアルタイムでマッピングできるから、道案内ナビやゲーム分野に活用できるというわけ。そんなProject Tangoを搭載したコンシューマー向けスマートフォンが、今夏発売するというニュースが入ってきました。これは1/7に開催された「CES 2016」において、中国のLenovoが発表したもので、Project Tangoを応用したアプリのデモンストレーションも行われていましたよ。内容は、購入した家電製品をキッチン内のどこに置くか考えるためのアプリで、スマートフォンのカメラで取り込んだキッチンの映像に3Dの製品をさまざまな位置に仮置きしてみることができるというものでした。購入する前に周りの家電や家具の相性も見ることができるから、検討する時にもってこいのアプリですよね。只今グーグルでは、そういったProject Tangoのアプリのアイディアを募集しているそう。締切は2/15まで。採用された場合、グーグルから技術的&資金的サポートを受けられます。これだというアイディアがあれば、応募してみてはいかがでしょうか。