安くても上質感のあるデザインがビジネス向けのMONO MO-01J

MONOは、ドコモ初のオリジナルスマートフォンと銘打ち、デザインを直接ドコモが手掛けています。設計と製造は中国のZTEが担当し、ガラスの1枚板のようなデザインで、前面と背面はコーニングの強化ガラス「Gorilla Glass3」で覆われています。サイズはドコモの冬春モデル Xperia X Compactに比べてわずかに大きい程度で、Androidスマートフォンとしては比較的小型な部類。片手でも操作しやすいでしょう。側面は樹脂ですが、電源キーやボリュームキーは本物のアルミを用いている点も見逃せません。他の格安スマホの場合、例えば約4万円の「ZenFone 3」では、ボタンにメッキを施した樹脂を使いコストダウンを図っています。MONOは「冷やっとした本物感を出すために」(ドコモ担当者)、あえて本物の金属を選んだということです。さらに、iPhoneのようにマナーモードに切り替えられる物理スイッチや、日本市場でニーズのあるストラップホールなど、細かい部分のこだわりもあるのです。一方で実機に触れるてみると、ボディーのエッジが手のひらに当たる点が気になります。最近のスマートフォンは、ハイエンドから2万円台の格安端末に至るまで、ボディーの角を丸めたラウンドフォルムが主流になりつつあるからです。これは手へのフィット感を高めるためで、MONOもこうした工夫を取り入れればなお質感が高まると感じたが、値段を考えれば仕方ないのかもしれません。

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26 5月

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